The Daredevil Christopher Wright というバンドがいます。
前にここに書いた僕の大親友エリック・ニーヴのバンド Cedarwell とともに、我がウィスコンシン時代を彩ってくれた
もう一つの最強バンドがこの Daredevil Christopher Wright。
ここまで音楽を演奏することに真っ直ぐなバンドは見たことがないし、それが故のド下手なマーケティング行為が時に不安にも思えたけれど、やっぱり素晴らしき物はいつか実るんだ、人に伝わるんだっていう当たり前なことに気づかせてくれる、そんな彼らから先日、Amble Down Recordsよりリリースされた初めてのフルアルバムが届きました。
The Daredevil Christopher Wright "In Difference To A Broken Back"
安易な表現だけれど、聴いてて涙が出るくらいの大傑作アルバムです。
ここ何日かこれしか聴いてないんだけど、おそらく(どこからどこまでも個人的で救いようがない意見だけど)
自分の人生にとって大きな一枚になる、そんな素晴らしい内容です。
あなたのおばあちゃんを売ってでも今すぐ聴く価値がある。
ウィスコンシンといえば、Eau Claireというド田舎出身の Bon Iverが昨年に、ニューヨークタイムズのアート部門で大々的に取り上げられてからようやく日の目を浴び始めたんだけれども、次なる Eau Claireバンドとして、ついにアメリカインディー音楽の最大手音楽通信社 Pitchfork でもこのアルバムが取り上げられていました。
うれしいんだか、ちょっぴり悲しいんだか、
友人が大きくなっていくのはいつだってさみしい気もしてしまうけど、音楽は人に聴かれて生命が産まれるもの。
国境なんてなくなってしまえ、ということで近いうちにディスクユニオンが取り上げる前に日本でもここで一発。
ちょっと長い映像だけれど、ウィスコンシンパブリックTV出演時の映像です。
The Daredevil Christopher Wright on WI Public TV
(Youtubeのようにここに貼ることができないので、上記リンクより。あなたのmixiやfacebookをチェックする30分間の98倍くらい価値があるので、そこのお前ら、絶対見ろ)
本当に僕は彼らと知り合えたことを誇りに思います。
大げさに聴こえるかもしれないけど、このアルバムで自分が幸せな誰よりも素晴らしい人生を歩めているとまで確信させられました。
そう、考えてみれば僕には友達くらいしか誇れる物がない。
あとにつづくものはどうせすべてカスみたいなもの。
でもそれで全く問題ない。それだけで充分。
だって僕にはどっちを向いたって胸張って誇れる友達しかいないからね。
P.S. 感動しすぎて、ついうっかり胸クソの悪い青春物語になってしまって。。読んでくれた人みんな、誠に大変ウザくて申し訳ない。
あつくなるとエクストリームになりがちなこの性格だけれど、まぁ事実として感動とは素晴らしいことってことで。
だからもし今あなたが感動したいのであれば、いいから黙ってこのアルバムを買ってください。
オリジナル楽曲はこちらで視聴できます。
2 comments:
自然体でこの「スタイル」があるのが、うらやましいというか、憧れる。
自分がいかに中途半端な情報中毒者の何もしないがただただ他人を見下すクズ人間であることが実感できる。
いい薬を教えてくれてありがとう。
反省しました。
情報中毒は大変だよね、俺も相当ヤバいからね.これはインフルエンザよりも脅威だよ。しかも担当医もいなけりゃ保険も効かないっていう。
この国の社会保障制度はどうなっているんだろうね?
Post a Comment