最近、巷の書店に意気揚々とディスプレイされている所謂「00年代本」。
3、40代そこらの地味な肩書き大学教授や暇を持て余してるのかやたらメディアにしゃしゃり出てる研究者だとか、文章の勢いだけでインパクトしかない、5分で忘れるような似非ノスタルジーやあくびが出ちゃうようなお伽な絶望感だとか、そんなもんしか取り柄がないような半端で腐った似非現代文学小説だとか、そんな社会的ゴミが一風変わったようなシャレオツなカバーデザインを装備して書店を網羅してる。そこにヒッピー気取りの気違いで無知なアホ20代が白雉な関心を装っては、田園都市線や東横線沿いの街に(何故だか決まって)群がっては、悠々と散文体でスノッビーに語ってる。
そんな風潮に突然吐き気がしてきた今日、
「もしディランのアルバムをどれか一枚聴こうと思うなら、ディランが今の自分と同い歳の時に作ったアルバムを聴け」
という、みうらじゅんによるこの有名な名言をふと思い出して久しぶりに(オリジナルではないけど)、
The Bootleg Series, Vol. 4: Bob Dylan Live, 1966: The "Royal Albert Hall Concert"
を聴いてみた。
ボブ・ディラン、当時25歳。
人生とは、
もうちょっと真剣に生きてみたいもの
な気がする。
2 comments:
分かる気がする。デザインはいいが、中身がない感じ。その逆もあると思う。中身がいいが、デザインが。もっと、ゆるくてもいい気がするね。
俺ぎり世田谷線!yes.
俺も今日渋谷〜原宿間に嫌気を感じた。なぜだろう。
だろ!いや、原宿はもう見る影もないくらい上っ面なマヌケだけだからかわいいもんよ。
俺もNY~って声高に歌っちゃってるビッチのが好きだな。
ぶつくさぶつくさピーチクパーチクうるさい頭でっかちよりも。
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