Thursday, July 23, 2009

I Fuckin Shoot You, Potato Head!


とりあえず経済の話はまた次においといて.....

今週、というか 7.26 (Sun)に毎月恒例となってきました、少なくとも同日に行われる都内各所の所謂イベントの中でも「とりあえずユルさだけは一番だぜ!」という自信だけはある Chickened Out Vol.3の開催です。

未だに我らチームchickened outは「昼間」という時間に大いなる魅力や愛着を感じてはいるのですが、どうにもしっくりこない方達が多いようなので、とりあえず今回は夕方に開催する所以となりました。

其レニ日本ノ夏ハ暑スギルゼ!という考えも無きにしもあらずなので、とりあえずそこの夜型のポテトヘッド共よ、集結せよ。

夕方になったとはいえ、健全なサラリーマン方は翌日に、大切な大切なお仕事が控えていると思われますので、しっかりと23時にはクローズします。モラルは大事にします。なのでとりあえずそこの健全なじゃがいも頭野郎共も、集結せよ。





Chickened Out Vol.3
-art&music as our basic income-

Live Sound:
Shungo Nakamura
Slak
Mickey

DJs:
These Fun Boys
DJGASAKI

Exhibition (or maybe live painting)
Holly




そう、経済の話ですが、chickened out vol.3のタイトルにもあるように、
今一番巷で騒がれているテーマは「ベーシックインカム」です。
人間が人間としてこの社会の中で有意義に平等に、そして人間らしく生活できる権利。
誰の其れもが侵害されてはならない基本的人権、人と人が助け合って結ぶ「社会」への貢献。
そのためのベーシックインカム、基本所得制度。

「ベーシック・インカムー基本所得のある社会へー」
この本に書かれている内容は、ただラディカルな思想だけじゃない。伍萬とあるそんな肩書きだけの啓蒙本にはさすがにウンザリしてきているけど、これはしっかりとしたリサーチが行き届いていて、綿密な実証に基づき「ベーシックインカム」についてのプレゼンテーションがされている。it worth reading twice or more. 今年一番のバイブルです。



ではみなさん、また日曜日お会いしましょう。

Saturday, July 18, 2009

i didn't follow the law and the law won.

毎日暑すぎてパソコンが開けなかった。

ということで、

先週末は両国Four Valleyにてライジングサウンドの最終回がありました。
ステージに一度も現れないキセキのラッパーを相方にラップトップ(iPod?)ライブをした第1回目から早3年の月日が経ったようです。

彷徨える僕の人生はこの3年でウィスコンシンからニューヨーク、茨城県牛久市から東京は恵比寿、気づけば神宮前と、それはそれは落ち着きなく毎度転々としています。出会う人達も様々で、アメリカの良心である中西部の白人に始まり、ニューヨークの貧乏ヒップスター達、アメリカで手持ち無沙汰な人生を過ごす日系人らから、9時出勤を毎日こなし夜は終電へかけこむサラリーマン、見た目の品格だけは高い大手代理店の人達、未だ胸張る the 外資系商社マン、見た目の品格はないし頭でっかちにもなりがちだけど常に容量は満タンな知識人、夢は大きくもその日暮らしの同年代達、ナチュラルにもケミにも毎日浸かってるトリップスター達から、どこぞの社長、聞いてもないのにやたら自己紹介してくる自称業界人、プラチナカードを持ってる十代の香港人、イングリッシュネームで自己紹介しちゃうコリアン、うわべだけな感じで知り合った芸能人、海外のミュージシャン、各国からの旅行人、深みのある建築家に写真家、海外著名雑誌の編集長にデザイナー、朝日新聞の集金アルバイト君、近所の喫茶店のママ、悲惨なアル中に無惨な消費者、呑み屋で知り合ったじじい達に土地持ちのばばあ達。

まぁまぁまぁ。みんな肩書きは様々、そして生きてりゃ誰でも様々な人に出会うのだろうけど、とりあえず僕が出会って来たそんな上記すべての共通項は、とりあえずはみんな「人」であるということ。
そして他給自足社会なこのご時世。人は他者のために働き、どこまでいこうが何をしてようが、僕らはみんなこの社会機構の歯車の一つでしかないという絶対的事実があるわけで。つまりどう考えても、どんなに客観的に考えてみても彼等「人」だけが僕の財産なわけだ。金も大好きだけど、彼等は所詮ツールでしかないんだし。掘り返せば、今さら金や銀に何の価値がある?19世紀どころか20世紀も終わって今は21世紀だよ?自民党?民主党?民主主義?資本主義? fuck you. 目覚まそうぜ。

ということでこの3年間。初めの第1回と09年入ってからのラスト3発しか参加できなかったけれど、ライジングサウンドを通し(まぁ、通さなくとも)両国で出会った皆様、どうもお世話になりました。何があった、誰がどうした云々ではなく、そこで出会えた人達は僕にとってすべて宝物のようです。それが例え一期一会だったとしても、思い出になるんだとしても。

なので勝手に考えてみました。ここ3年間で得た自分なりの教訓と抱負。

それは、


"love the people. and fuck the people. but viva la people. "



これかな。25年生きていても、これぐらいかね、確信出来るのは。これ以外は結局すべて無価値で無意味なカスだからね。


では7. 11 ライジングサウンド最終回@両国Four Valleyより















それでは改めまして、今までライジングサウンドへ参加頂いたスタッフ、Four Valley、出演者、お客さん、そして主催者のナル君、みんなお世話になりました。
どうぞこれからも何卒宜しくお願い致します。




ところで皆さん、経済はお好きですか?(次号へ続く)

Thursday, July 9, 2009

I Want To Be Your Wisconsin.

The Daredevil Christopher Wright というバンドがいます。



前にここに書いた僕の大親友エリック・ニーヴのバンド Cedarwell とともに、我がウィスコンシン時代を彩ってくれた
もう一つの最強バンドがこの Daredevil Christopher Wright。



ここまで音楽を演奏することに真っ直ぐなバンドは見たことがないし、それが故のド下手なマーケティング行為が時に不安にも思えたけれど、やっぱり素晴らしき物はいつか実るんだ、人に伝わるんだっていう当たり前なことに気づかせてくれる、そんな彼らから先日、Amble Down Recordsよりリリースされた初めてのフルアルバムが届きました。


The Daredevil Christopher Wright "In Difference To A Broken Back"

安易な表現だけれど、聴いてて涙が出るくらいの大傑作アルバムです。
ここ何日かこれしか聴いてないんだけど、おそらく(どこからどこまでも個人的で救いようがない意見だけど)
自分の人生にとって大きな一枚になる、そんな素晴らしい内容です。
あなたのおばあちゃんを売ってでも今すぐ聴く価値がある。

ウィスコンシンといえば、Eau Claireというド田舎出身の Bon Iverが昨年に、ニューヨークタイムズのアート部門で大々的に取り上げられてからようやく日の目を浴び始めたんだけれども、次なる Eau Claireバンドとして、ついにアメリカインディー音楽の最大手音楽通信社 Pitchfork でもこのアルバムが取り上げられていました。

うれしいんだか、ちょっぴり悲しいんだか、
友人が大きくなっていくのはいつだってさみしい気もしてしまうけど、音楽は人に聴かれて生命が産まれるもの。
国境なんてなくなってしまえ、ということで近いうちにディスクユニオンが取り上げる前に日本でもここで一発。

ちょっと長い映像だけれど、ウィスコンシンパブリックTV出演時の映像です。

The Daredevil Christopher Wright on WI Public TV
(Youtubeのようにここに貼ることができないので、上記リンクより。あなたのmixiやfacebookをチェックする30分間の98倍くらい価値があるので、そこのお前ら、絶対見ろ)


本当に僕は彼らと知り合えたことを誇りに思います。

大げさに聴こえるかもしれないけど、このアルバムで自分が幸せな誰よりも素晴らしい人生を歩めているとまで確信させられました。

そう、考えてみれば僕には友達くらいしか誇れる物がない。
あとにつづくものはどうせすべてカスみたいなもの。
でもそれで全く問題ない。それだけで充分。
だって僕にはどっちを向いたって胸張って誇れる友達しかいないからね。




P.S. 感動しすぎて、ついうっかり胸クソの悪い青春物語になってしまって。。読んでくれた人みんな、誠に大変ウザくて申し訳ない。
あつくなるとエクストリームになりがちなこの性格だけれど、まぁ事実として感動とは素晴らしいことってことで。

だからもし今あなたが感動したいのであれば、いいから黙ってこのアルバムを買ってください。




オリジナル楽曲はこちらで視聴できます。

Tuesday, July 7, 2009

my life is a long-last-qualities 365 days vacation.

「いつかはやめないとね〜」

「いつかやるよ」

「いや、でもさ〜」

ぬるいよ、お前ら。そしてぬるすぎるんだよ、俺、消えちまえ。

人生はや25年。思えば何に対してもいっつもこうでした。




so i asked myself...why not now?



7/1 (Wed)より、10年間付き合ってきた煙草というラブリーなプロダクトとおさらばしました。

ちなみに、アルコール摂取は以前にも増す勢いでその量、種類、質ともに年々軒並み右肩上がり。



ではその禁煙。変化の程は?


よく、ご飯がおいしくなる、とか色々と言われていますが、
とりあえず目立った変化なんて何もない。

ご飯はお腹が空いていればいつだっておいしく感じるものだし、
いわゆる禁断症状もナシ。

no music no life という素晴らしくもアホらしい、かの名キャッチコピーのごとく、
煙草ナシでの生活は普通に可能であって、何の変哲もないことでした。

そんな禁煙開始一週間を祝すかのように久しぶりに口にした brooklyn lager.



梅雨の空にぽっかりと咲いた晴天日和。
今年はウィリアムスバーグという blooklyn lager の母なる土地での一服ではなく、東京都渋谷区という田舎者が支配する密集ジャングルでの一服だったけれど、寝癖にチャリでぐしゃぐしゃな頭に眼鏡、一枚300円程度の無地Tシャツと短パン、サンダルという一張羅でかぶりつくハンバーガーとブルックリンの味に、昨年の今頃の風景が色鮮やかにダブってきて、大切なことを思い出しました。

忘れやすいが動かぬ事実「人生は一生休日だ」ということ。


ということで、2009年下半期の目標/テーゼ/座右の銘/ or what it may.


それは「何もがんばらない。何一つ一生懸命がんばらない。全部テキトーに流す。」
そして、これをいつ何時もしっかりと肝に銘ずること。


だって結局は自分なりにがんばっていかなきゃいけないんだからね。
何をしようと、何処にいようと、何を語ろうと。

だから、
せめて外見だけでも腑抜けに見せる
装う
つまり、飄々とする
相手を安心させる
気づいたら、今まで "頑張っていると思ってたこと" がすべて出来て当たり前になってる
そしたら次は何だ?
次に相当するものがくる
それを乗り越えるために、やっぱりここでも「がんばらない」
ギリギリでテキトーにこなす
気づいたらやっぱりできてる

だって世の中何事もひっくり返してみれば何一つ難しくなさそうだからね。
だから、気合いと結果は比例しないはず。と。下手な気合いは気負いに成り下がって
気づいたら低レベルな争いとなる。はずだ、と。

世の中は所詮、60億の低知能でアホなノミが作る儚くも美しい世界で、
そんな彼らの汗と涙で溢れた愛すべき芸術でしかないじゃんか、と。

天井のひくい檻で育ったノミはそこまでしか飛べないけど、
天井の高い檻で育ったノミは高く飛べる

らしいよ、と。

まったく、相変わらずの酷い散文体の上、ノミが僕らの譬喩なんかで大変失敬だけれど、
とにかくだから今日もこれからも、何一つがんばらないでいこう。

がんばらないことをがんばる、
がんばることをがんばらない。

but what the fuck is 「がんばる」 anyway?
and what for?

does anyone have right answer for this?




thanks Jacqueline!

懐かしきブルックリンの友人が撮ったブルックリンに住む友人のバンドBlank Dogsの愉快なPV。

そうそう、ほらほら、この似非民主国家と資本主義についていけない反体育会系な僕らはみんな、国境を越えて、頑張らないことに unite してこうぜ。

Wednesday, July 1, 2009